最 新 機 器  
  当院では最新の機器をとりそろえ診療および治療にあたらせていただいております。下記には特に特殊な機器についてご説明  させていただいております。その他の一般的般的な機器につきましては「その他の機器」をご参照ください。


肉芽腫の心配のない最新の血管
シーリング機器です。

2011.12.4 更新


非常に明瞭な画像を描出する
カラードプラーエコーXARIOです。


麻酔をかけずとも切歯(前歯)の
レントゲンを撮影できます。


デジタルX線とPCを融合させよりわかりやすい診療が可能となりました。


ペットに精神的負担をかけずに眼圧測定が行える最新の機器です。


睫毛電気分解装置です。逆さまつげの分解に使用します。


世界一歯を痛めないヒトの歯科医シェアNO1のスケーラーです。

 


去勢や避妊手術を行う際、血管を縛る(結紮)必要があります。その際に使用する糸の種類は、各病院好みやこだわりがあり、これが正しくてこれが正しくないという事は一概にはいえません。しばしばいわれていることは、糸を使用すると、時として糸に反応して肉芽腫と呼ばれる塊ができてしまうことがあるということです。こういった場合には、再手術による肉芽腫および糸の摘出や、長期におよびステロイドの投薬が必要となることがあります。リガシュアシステムにより卵巣動静脈をシーリングおよび切断することで、この部位に肉芽腫が生じるリスクがなくなります。7mmまでの血管をシーリングすることができるため小型犬から大型犬まで適応が可能です。


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最新の超音波装置XARIOを導入いたしました。この機器を利用することで従来は獣医師が不安をいだいていた診断に対し、より確信をもって診断を行うことができるようになりました。また当院ではデジタルX線システムと同様の管理システムを使用することにより、何年前のエコー画像/動画もX線同様同じコンピューター内にストックしいつでもとりだして劣化のない画像でオーナー様と一緒に確認することが可能です。





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 従来は全体像の把握にデジタルX線を使用することはできましたが、個々の歯においてその記録をデジタルで残すことは困難でした。デジタル処理により、より迅速で的確な診断が行えるようになりました。デジタルではフィルム劣化がないために現状と数年後の状態を比較することも簡単です。特に小型犬で問題となる前歯(切歯)、破折における上顎の裂肉歯(奥歯)の現状をより的確に診断することが可能です。



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  デジタルX線はPC内に画像が保存されるため画像の劣化がありません。例えば5年前受診した際に撮影した心臓のX線写真と今回撮影することとなった心臓のX線写真について考えてみましょう。撮影条件は同じであってもアナログな撮影は現像液の劣化、フィルムの経年劣化により画像に種々の障害を生じていることでしょう。しかしデジタルならば何年経っても画質の劣化はありません。瞬時に5年前の心臓の状態と現在の心臓の状態を画面上に並べ比較することも可能です。
 当院のデジタルX線はデジタルにとどまるだけでなくPCとの連動システムを採用しております。X線写真の横にはイラスト、写真、顕微鏡画面、内視鏡画面が表示され、オーナー様が病気に対してさらにご理解が深まるようなシステムを構築しております。



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 ペットも老齢になるにつれて腫瘍ができやすくなります。非常に小さな腫瘤である場合、「人間ならば局所麻酔ですむのにペットだと全身麻酔が必要になるからやめよう。。」と麻酔の心配をされたりしたことはありませんか? LUXARレーザーは最新の炭酸ガスレーザーシステムです。小さな腫瘤であれば、局所麻酔を施すだけで、ほとんど痛みを感じることな腫瘍蒸散(完全気化)することが可能です。その他、あらゆる日常的な手術に使用できます。術後の痛みが少ない。治りが早い。メスの手術に比較し悪性腫瘍の飛散率を低下させることもできます。つまり炭酸ガスレーザー手術はペットによりやさしい手術を行える機器なのです。



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 このレーザーには2波長が搭載されています。1つ目は皮膚を強くし免疫性を高めるという効果があります。つまり、外傷や外耳炎を早期に回復させる事が可能になります。2つ目は疼痛の軽減と血行回復です。例えば、椎間板ヘルニアに対するリハビリ、難治性口内炎、股異形性に続発した関節炎などに使用します。レーザーの最大のメリットは副作用がないことです。例えば口内炎を例にいたしますと、従来は痛みを伴う難治性口内炎の唯一の治療はステロイドでした。ステロイドは使用すればするほど効果が期待できなくなりますが、レーザーならば副作用を気にせず安心して治療に臨むことが可能です。



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 従来は体内の炎症反応の指標として白血球が重要視されていました。ただ、白血球の測定だけでそのペットに「病気」が存在するか否かはわかりません。なぜなら白血球が上昇しない炎症疾患は星の数ほどたくさん存在するからです。また膵炎などを生じている場合には、その疾患の重傷度の判定として 有用ですので、経時的に検査することで、その炎症が快方に向かいつつあるか変化がないかを判定することができます。また悪性腫瘍(ガン)で白血球数に上昇を示すことはほとんどないため、CRP測定装置はガンマーカーとしても大変有用な場合もあります。CRPは獣医師の予想と経験によりより有用となる検査方法です。話すことが出来ないペットに「今現在、病気があるかどうか?」かがわかることは、多くの疾患の早期発見を可能にします。



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  眼圧を測定することで、失明に迫る危険な目の疾患を早期に発見することが可能となります。従来は、目に直接、医療器具をあてなくてはなりませんでした。ペットもヒト同様に器具が自分に向かってくる恐怖感には計り知れないものがあるのではないでしょうか。TONO -VETは全く新しい方法で眼圧を測定します。実際には、プローブとよばれるものが瞬間的にポンピング(飛び出て引っ込む)し、角膜表面に触れたのがまったくわからないうちに眼圧の測定が終了します。定期的を必要とするペットの不安やストレスを取り除くだけでなく、きっと、病院につれていかれるオーナー様の不安も取り除かれることでしょう。



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 目頭から「八の字」に生じる涙焼け。涙焼けの原因は、鼻涙管閉塞、逆さ睫毛、目頭に存在し絶えず眼球表面に付着する毛。食事の問題、食事の保存料や酸化した油が原因とされています。
 トイプードル、シーズー、パグ、マルチーズ、こういった犬種は目の表面に睫毛や毛が大変付着しやすく、トリミングをおこなってもすぐに毛や睫毛が目に入ってしまい慢性結膜炎を生じていたり、ひいては色素性角結膜炎(眼球表面に茶色の色素沈着が起こる)をおこしているワンちゃんも多いのではないかと思います。逆さ睫毛や毛というと、鉗子を利用して抜く、電気メスで毛根を焼く、レーザーで脱毛するなどの方法が一般的ではありますが、どれも完璧でなく、結膜に火傷をおこしたり術後に結膜がひどく腫れるなど問題点も多い手術です。電気分解装置も完全ではありませんが、この中で最も後遺症が少なく、こちらの電気分解器は毛根周囲ならびに毛根嚢内に化学反応する水酸化ナトリウムを発生させ、毛を細胞から破壊します。また、電極径も毛および睫毛とほぼ同じ80ミクロンであるため睫毛および毛根嚢内にスムーズに挿入できます。安全性に関しても、電気メスやレーザーに比較し、周辺の正常な睫毛を刺激することなく正確に手術が行えます。
 鼻涙管洗浄および睫毛の電気分解を同時に行うことは、涙焼け、慢性結膜炎、色素性角結膜炎、逆さ睫毛を治療することにおける大きな一助になると考えられます。



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 フランス サテレック社の超音波スケーラーです。歯科手技に関する詳細は「歯科」の欄をご参照ください。こちらの機器は日本の歯科医院でもっとも使用されているスケーラーです。使用するメリットは歯をいためず、最小限の振動で歯石あるいは歯垢を落とせるということにつきます。他社のスケーラーのように明るく口腔内を照らすライトが装着されているわけではありません。輸入品のためサイズが大きく日本人にはもちやすいわけでもありません。メリットは「痛くない・痛めない」これにつきます。超音波の先端であるチップは1秒間に3万回振動します。つまり絶妙な違いが「痛み」を誘起すると考えます。チップに対するこだわりも当院独自のものがございます。




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