そ の 他 の 機 器
  その他の機器についてのご説明です。一般的な診療および治療あるいは外科に使用する一般的な機器はほぼ取りそろえており  ます。
 
COLIN OPE MONITOR
「動物病院の全身麻酔は危険が伴う」こんな話を聞いたことはありませんか? 答えは「NO」です。現代の獣医学においては、人間と同等の医療機器を使用し、ペットの麻酔状態をモニターいたします。手術モニターには心電計、持続体温モニター、血圧計、呼吸モニター人工呼吸器が搭載されています。また、私達の病院では、麻酔リスクをLEVEL1、LEVEL2、LEVEL3の三段階にわけて、麻酔薬の中身や麻酔維持における薬剤を調整しております。「人間と同じリスクでも心配」そんなかたには成人病検診セット(ドッグドック or キャットドック)を受診してみてはいかがですか?。きっとあなたの不安は最小限になるはずです。








 

血液検査 + 血液化学検査
血液検査とは、話せないペットにおいては「話す」代わりをしてくれる大切な検査です。しかしながら、当院ではどんな病気においてもすぐに血液検査という手段は用いません。血液検査よりも前に大切なことは問診、視診、触診であると考えております。その情報から獣医師は頭の中である程度疾患を絞り込み予測し、治療を開始します。当院で最初から血液検査が必要な場合には、私の頭の中に「その検査が必要であるから血液検査をする」という明確な理由があります。また、すべての項目を測定するのではなく、予測される疾患における最低限のパネルについて計測します。血液検査ですべてがわかるわけではありません。多くの癌がそうであるように、多くの癌は血液検査には反映されません。そこで、そういった場合には超音波エコーやレントゲンをプラスし総合的に考えていくこととなります。
 当院の血液検査(貧血をみたりする機器)については最新の機器を利用し、犬猫共に、赤血球、白血球、血小板、百分比を自動計算可能な機器です。血液化学検査および電解質検査につきましては、肝臓、腎臓をはじめとする種々の臓器の状態について計測します。

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ELLMAN VET SURG 電気メス
ELLMAN VET SURGは出血を最小限におさえた手術を行えます。電気メスと通常のメスの違いをあげるとすれば、やはりメスでカットされた傷のほうが癒合がよくなります。しかし出血の多い腫瘍の切除。代表的なものに乳腺腫瘍の摘出がございますが、このような際には出血を最小限にとどめることが貧血の防止とともに、腫瘍の拡散の防止、術後の痛みの低下につながります。当院ではそういった腫瘍手術の場合には、電気メスと炭酸ガスレーザーを併用し、極力出血を抑制した手術を心がけております。電気メスと炭酸ガスレーザーの違いについては「最新機器」→「炭酸ガスレーザー」の項をご参照ください。








 
WIRELESS 検耳鏡 / 顕微鏡 
耳の中の検査や顕微鏡の画像をご一緒に観察して診療をすすめていくことができます。





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ISO FLO麻酔 / BIRD MARK 7 人工呼吸器...

維持麻酔はイソフルランを使用しております。人工呼吸器につきましては現在でも多くの病院で使用されているベストセラー機器BIRD MARK7を使用しております。





 
.保 育 器
保温、保湿、除湿、酸素吸入の4つの機能をもった保育器です。たとえばケンネルコフ(インフルエンザ)で霧状にした薬剤をペットに吸入させるとき(ネブライジング)、心臓病で酸素室が必要な時などいごごちのよい環境が提供されます。また近頃では歯科手術が増加しているために、高齢、たとえば15才以上のペットに全身麻酔をかけて歯科処置をする際などは術前にこちらの保育器に入って十分な酸素化をおこなっていただくことでより安全な麻酔が可能となります。一般的にチワワやブルドッグ、パグなどは麻酔が難しいといわれておりますが、一番難しいのはイタグレではないかと近頃感じております。またサイトハウンド(特にイタグレ)の麻酔、あるいは麻酔覚醒後にこちらを使用することがあります。とはいうものの、心配をするほどのものではなく、あくまで10分程度のことになります。こういった術後処置をきちんと行うことで当院ではサイトハウンドにも安心して麻酔処置をおこなっていただくことができます。イタグレの麻酔に関しましてはもの非常に多数の症例をあつかっておりますので、安心して処置に望んでいただきたいと思います。

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眼 底 鏡
ウェルチアレン社の眼底鏡。ペットの目の視神経の部分をみる器具です。



 
内 視 鏡
内視鏡装置です。


 
点 滴 装 置 / 微 量 点 滴 装 置...
微量点滴装置とは1時間に0.1mlという微量の薬剤を注入するためにしようする点滴装置です。





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レ ン ト ゲ ン 装 置 / 無 影 灯...




 
歯 科 医 療 器 具 ...
歯科医療器具は種々取りそろえ完備しております。歯科用レントゲン装置およびスプラソンに関しましては「最新機器」をご参照ください。


た際に撮影した心臓のX線写真と今回撮影することとなった心臓のX線写真について考えてみましょう。撮影条件は同じであってもアナログな撮影は現像液の劣化、フィルムの経年劣化により画像に種々の障害を生じていることでしょう。しかしデジタルならば何年経っても画質の劣化はありません。瞬時に5年前の心臓の状態と現在の心臓の状態を画面上に並べ比較することも可能です。
 当院のデジタルX線はデジタルにとどまるだけでなくPCとの連動システムを採用しております。X線写真の横にはイラスト、写真、顕微鏡画面、内視鏡画面が表示され、オーナー様が病気に対してさらにご理解が深まるようなシステムを構築しております。

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