● 当 院 に つ い て : ク リ ー ン で 誠 実 な 医 療


  院長の伊藤です。当院では最良の機器を使用し、みなさまのペットの診断、治療を行っております。また不必要な検査を避け、理にかなった診断と治療、わかりやすいご説明を心がけております。ここでは当院の紹介という事で、私自身がホームドクターとしてのあり方について日々考え、どのような診療をすればその役割を果たせるかということについて記載したいと思います。
 近年、獣医医療は進歩し、ヒトの医療同様、細分化されております。細分化された末端はスペシャリスト(専門家)とよばれる医療者です。ホームドクターとはジェネラリスト(すべてに精通した医療者)であるべきであり、患者様にとって能力あるホームドクターとは、経験と勘、検査により、その子がホームドクターの医院だけで治癒までみちびけるか、あるいは、早期にスペシャリストにまわすべき症例かを見極める能力、そして不必要な検査は行わず簡単に治癒できることは簡単に治癒に導くことであると思っております。一次診療で見抜けぬ、あるいはなおすことのできない疾患をだらだらと診療してしまえば、助かる病気も助からなくなってしまいます。かといって、すべてを二次診療に回してしまっては、ご存じの通り、二次診療ではすべての検査をおこなうために、ちょっとしたことでも多大な費用がかかってしまいます。またちょっとしたことで、一日がかりで病院にかかることになります。当院の目指すホームドクターとはすべての診療がAクラス(スペシャルではないが)であること。すべてをバランス良く診療し、理にかなった治療を行うことです。ホームドクターが行える技術および購入できる機器をとりそろえ、すべての科目においてAの診療および外科を行うことと考えております。
 それでは、当院のHPを隅から隅までご覧ください。当院のHPはデザインはもちろんの事、ボタン一つの画像に至るまですべて私自身がひとつひとつ作成しております。業者任せではないHPをご覧いただくことで、本日、初めてHPをご覧いただいた方には、当院のコンセプトや診療方針、雰囲気などがより伝わるのではないかと考えております。また診療にいらっしゃった際にはBGM、小物、ノートなどご覧ください。あらゆるものに対し、私がこだわった結果セレクトしたものです。そういった「こだわり」のようなものが当院の診療スタンスをご理解いただく有用な方法の一つと考えております。

追加の執筆 (2025年2月 開業21年目 )
 久々にHPを更新してまいります。というのも、ずいぶんと昔にこのHPを作成したものですからひとつひとつを見直し校正しさらに新たに当院で行っている技術についてもご紹介していこうと思います。上記の「当院について」は私が 10年ほど前に記載した文章です。今、読み返すところでコンセプトは変わらず校正なしとしました。
 これからの当院ですが、2025年2月より日祝の午後を休診にさせていただきました。その時間の一部を利用しより獣医学の知識をつけます。少なくとも知識は多くの分野について最新、最良でありたいと考えます。もちろん「歯科」以外は時にセカンドオピニオンをとる方向で「○○先生がいいんじゃないか?」という提案する場合もありますが知識があってご紹介するのと、知識なくご紹介するのでは雲泥の差があると思います。
 
 近頃、思うこととして2025年現在。本当に動物病院の診療費は高額だなあと感じます。もちろん必要な検査、必要な処置はすべきでありますが、時に「それ教科書通りではなくてもいいのじゃないかな?」と思うこともあります。「最良の治療法もありますが、こんな感じの簡単な方法でも問題なく治りますよ」と選択肢を出すことができるならば、その治療法を選択するのは患者様ですので、選べる自由こそ本来のインフォームドコンセントだと私は考えます。最良の方法を示さずに、簡単な方法だけを提示するのもよい医療とはいえないですし、最良の方法だけを提示するのも私はよい医療だとは思いません。安かろう悪かろうは問題外として、安くても治る治療法、高額で質のよい治療法を選択できる形で提示できことが医療者として非常に大切であると考えます。

 例えば我々もよく怪我をしますよね? 昔は、乾かしてヨーチン塗って、膿んだら抗生物質つけときましょうという感じです。しかしこれは実は最近の医療では間違っています。患部をきれいにしてそこに繊維の再生を促すお薬を塗って、ガーゼを置いて、その上に吸湿パッドをする。こちらが正しい方法です。最近のいわゆる絆創膏的なものも「保湿」して治しますよね? そうです。傷は乾かしてはいけませんし、消毒剤や抗生剤も塗布してはいけません。さて、ワンちゃんがドッグランで怪我をしたとします。その際に、ちょっとした怪我ですが、最新・最良の方法を用いれば高額になってしまうことでしょう。しかし本来は正しくありませんが、抗生剤だけ出ししても治るかもしれません。この際に、最新・最良の方法と簡易な方法。両方を提示してくれるお医者さんがいたらよいと思いませんか? 選ぶのは患者様ですし、私自身はそういうそういう病院にかかりたいと考えます。したがって私はそういう選択肢を提示できる医者でありたいと考えております。

 もう一つ。セカンドオピニオンは名医になりがちという話を付け加えておきます。例えば、ワンちゃんが下痢をしたとしましょう。1件目の先生は簡単な治療で4日分の下痢止めを出してくださいました。しかし4日しても治らず同じ病院にかかろうとしたらその病院が休診日だったとします。しかたなく別の病院に行ったところ、この先生はすぐに血液検査をしてくださり、エコーをしたところ重大な問題(たとえばガン)を発見したとします。この先生が「なんだ、前の先生は血液検査もエコーもしてなかったのか!」と言えば、患者様は、「前の先生はヤブ医者なんじゃないか? 今度の先生は病気を発見してくださった。最初にこの病院にくればよかった!」と後悔するかもしれません。しかし前の先生も4日のお薬で治らなかったら血液検査やエコーをするつもりだったかもしれません。つまり本来はどちらの病院にかかっていても病気は発見され治癒した可能性も十分にありますが、しかしどちらかといえば、2件目の先生のほうが「見立てのよい先生」と感じませんか? これがセカンドオピニオンや2件目の先生は名医になりがちな理由です。ですから、みなさんにはホームドクターを見限るというような行為は安直にしてはいけないと思っています。どういう思考でその先生がその医療を施したのか? そして治らなかったらどうしていくのかをきちんと先生と話し合わなくてはなりません。時に言葉数の少ない先生ですとコンタクトがとりにくいこともあるかとは思いますが、自分と相性のよい診療方針をもった病院や先生にたどりつけるかどうかがペットの未来を左右する重要なポイントだと思います。

2025年2月9日 伊藤洋輔

沿 革

   開 院 時 期 : 2003.6.15
   出 身 大 学 : 日本獣医生命科学大学( 旧 日本獣医畜産大学 )








 

当院に関するご質問、歯の質問などお気軽にご連絡ください。お写真はjpegにてメールに添付ください。すみやかなご返信を心がけておりますが、2〜3日かかる場合もございます。緊急の場合にはお電話ください。また、メールでは手術予約、歯科予約は承っておりません。ご了承ください。

メールを送る



FACE BOOKをご利用ください。はじめてのご質問につきましてもFACE BOOKから送信ください。画像を添付いただければさらに状況の把握ができます。FACE BOOKを利用することで、患者様との一対一のやりとりがレポートとして残ります。例えるならば、通常、メールで画像を送っていただいたり、送受信のやりとりを何度かした場合、過去のメールを検索することでしか、患者様とのやりとりを読み返すことができません。FACE BOOKならば、送受信を行った患者様ごとに過去のやりとりが一覧として表示されます。

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診 察 動 物
・犬、猫
・現在エキゾチックペット、鳥の診療はしておりません。



・初診料:1650円 / 再診料:550 〜 1100円 / 歯科初診:3300円

・犬8種混合ワクチン(いずれも下記料金に診察料を含みます)
  :8600円 2匹目:7920円 3匹目:6930円 4匹目:5940円
 犬5種混合ワクチン(いずれも下記料金に診察料を含みます)
  :8000円 2匹目:6970円 3匹目:5980円 4匹目:5380円

・猫3種混合ワクチン(いずれも下記料金に診察料を含みます)
  :4500円 2匹目:4290円 3匹目:3740円 4匹目:3250円

・狂犬病接種料金(料金に診察料を含みます):3100円
 世田谷・目黒区にお住まいの方は当院が代行して区役所処理を行う代行サービスも行っております(手数料110円)





ペ ッ ト ホ テ ル  

・当院では下記料金に朝晩の食事、および朝晩のお散歩が含まれております。
・ホテル中、病気(嘔吐、下痢など)になった際には、治療の前にご連絡差し
 上げます。
・当院は夜間はスタッフがいなくなります。そのため、料金を低めに設定して
 おります。
・当院は安全のため、ケージ内ホテルとさせていただいております。
・お散歩はしているものの、ケージ内で糞尿をすることがあり、足が汚れる場
 合がございます。

・下記は1泊2日の料金( TAX10%含む )になります。

・5kg 以下 あるいは 猫:3300円
・ 5 kg - 10kg 未満 : 3850円
・10 kg - 20kg 未満 : 4400円
・20kg - 30kg 未満 : 4950円
・30kg - 40kg 未満 : 5500円


    ※例 8kg 3泊4日=3850×3=11550円


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電  話 03 - 5720 - 1299


住  所 目 黒 区 碑 文 谷 4 - 15 - 15


診 療 時 間

全 日 : 20 : 00 〜 08 : 00 ( 午後8時より午前8時まで )

夜 間 病 院 に つ い て 

  夜間救急動物病院目黒は目黒区獣医師会の有志によって設立された病院です。スタッフは当院を含む有志病院の院長によって厳選されたスキルある獣医師達です。たとえば、当院で診療したペットの継続治療を夜間病院を引き継ぐような場合、不必要な再検査を省き、継続の治療あるいは管理維持だけをおこなう事が可能です。逆に深夜に救急状態で夜間病院で診療した場合には、翌朝その診療の詳細が当院にFAXされてきます。そのような連携診療により、昼も夜も継続した治療が可能となります。われわれ獣医師は多忙を極めます。夜も徹夜でペットをケアするという事は、理想論ではありますが、動物病院の治療あるいは診察は一人で行えないことが多々あります。規模を拡大し、個人医院で24時間体制を行えば、当然、夜間スタッフの雇用、設備などにより、その代償として日々の診療費用は非常に高額になってしまうことでしょう。どんな時でも、きちっとした診療、きちっとした治療を行い適正な料金設定であること、これは私の思うところ、各動物病院と、夜間救急動物病院との連携ではじめて達成できることだと思います。昼はホームドクターにて診療および治療。夜は夜間病院にて数名のスタッフにて継続管理。翌朝は再度、ホームドクターにて治療の続きをおこないます。問題点をあげるとすれば、夜間病院とホームドクター間の移動、各病院の休診日に対する適応であると思いますが、これは将来的に改善すべき問題点であると思います。

駒 沢 公 園 動 物 病 院  伊 藤 洋 輔

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   環七と目黒通りの交差点から目黒通りを目黒方面に200m。

リンクはこちら 夜間救急動物病院 目黒のHPへいく



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